皆さんは家事は得意ですか?苦手ですか?
主婦なら誰でも家事はできる、と思われがちですが、私は家事が大の苦手です。
やらなくてはいけない、という思いはあるのですが、なかなか重い腰があがらない上に
手際が悪いんです。では、何故そう思うのでしょうか?どうすれば家事が苦にならなくなるのでしょうか?
この記事では考えられる原因とその解決策、家事を楽しむ方法について紹介します。
1.家事が苦手な理由
私なりに、何故家事が苦手なのか考えてみました。
原因として3つ考えられました。
(1)終わりがないこと=目標がない
家事には終わりがありません。もしこれが仕事なら、「今週中にこの書類を完成させる」とか、「今日はここまでやったら終了!」のように、明確な終わりがみえます。
けれど、家事は、起きている間ずっとやることがあるのです。
しかも、それはきっと、人生が終わるまで・・・です。なんだか、それを考えると気が重くなりますよね。やってもやっても終わらない。
だから目標をたてることも難しく、苦手意識が芽生えるのではないでしょうか?
(2)認められないこと=達成感がない
主婦は家事をやるのが当たり前、と思われていたり、自分でも思っていたりしませんか?そのせいか、どんなに頑張っても誰も褒めてはくれません。
そればかりか、やっていないことを責められることもしばしば・・・。
それだったら、「やりたくなーい!」と思ってしまうのも、当然なのかもしれません。
ところが、世の中には家事が得意な人も存在します。なんともうらやましい話です。私もそんな風になりたかった!
(3)何をどれだけやればいいのか分からない
漠然とあれもやらないと、これもやらないと、と頭の中で考え始めると、それだけで嫌気がさしてしまいますよね。こうなってしまうと、どれから手をつければいいか分からなくなって、茫然としてしまったり、余計に終わりがみえなくてストレスが溜まってしまいます。
そこで、これらの悩みを解決しつつどうしたら家事を楽しくできるか考えてみることにしました。
2.タスク管理をしてみよう!重みづけ(優先順位)と見える化
家事は苦手な私ですが、たくさんある作業をコツコツとやることは、実は好きだったりします。1つ1つクリアしていくゲームのような感覚でしょうか?
そこで、タスクで管理することを思いつきました。
ノートや手帳、ただのメモ帳でもかまいません。
そこに、家事の一覧表をつくってみました。
といっても、「お風呂掃除」のような大まかなものではなく、「お風呂:排水溝掃除」
「お風呂:鏡うろこ取り」など細かくです。
そしてそれを、
やらなくてはいけないもの(MUST:マスト)
やった方がいいもの(BETTER:ベター)
やりたいもの(LIKE:ライク)
すぐにやらなくてもいいもの(OTHER:アザー)
の4つに分類してみました。
いわば、重みづけ(優先順位・重要度)と見える化をする、ということですね。
これにより、なんとなく家事の全貌が見えてきました。
3.まずは、やらなくてはいけないもの(=マスト)をやってみよう!
分類したリストの中から、やらなくてはいけないものから手をつけていきます。
例えば、「夕飯をつくる」「洗濯機を回す」などです。
これは、個人の基準なので、「今日の夕飯は買ってこよう!」と思っていればやらなくてOK!その代わり「買い物」が必須になりますね。
そして、1つやったら、そのリストにチェックを入れていきます。
このチェックが増えていくことで、どんどん達成感が増していきます。
「こんなに家事やってる!私すごいかも!」という喜びに変わるのです。
そして、ここで家事を細かく分類したことが生きてきます。
細かく書いた分、チェックがつきやすい!
ね?ちょっとだけやる気が起きませんか?
4.やった方がいいもの(=ベター)をやってみよう!
もし、やらなければいけない家事を全てやってしまい余力が残っていたら、やった方がいいものから1つ選んでやってみましょう。
これを1つやっただけで、かなりの達成感があるはずです。
実際、私もやってみたのですが「何だか今日の私って充実してるわー」と自分を褒めたい気分になりました。
そして、上り調子の気分の時にさらに1つやってみる・・・という感じで家事を進めて
いきました。
そうすると、普段できなかった、やりたくなかった家事が少しだけどできたんです。
これって、すごくないですか?
もしかしたら、家事が得意な人には普通のことかもしれません。
でも、家事が苦手な私には本当に大きな一歩でした。
5.やりたいもの(ライク)、やらなくていいもの(アザー)はどうする?
そうそう、まだこの2つが残っていましたよね。
やらなくていいものに関しては、そもそも重要度、緊急度が低いので、例えば年末の大掃除にやる、どうしても必要に迫られたらやる、位の感覚でわりきってしまいます。
こう考えることで、家事に対するストレスも減り、気持ちが楽になります。
そして、やりたいものは自分の好きな時に好きなようにやればよいだけです。
6.まとめ・実際にやってみて思うこと
このタスクで管理する方法、実際試してみた結果、いきなり成功!
とはいきませんでしたが、今までよりは家事に対するストレスを減らすことには成功しました。
必要な家事、不要な家事が見える化するだけでも効果は大きいと思います。
注意点として、この方法は、向き不向きがあると思います。
一覧をつくった結果、こんなにあるのか・・・と落ち込む人もいるでしょう
また、一覧をつくったことで満足する人もいるでしょう。私はこのパターンにはまった人です。ですが、放置していれば家事はたまっていく一方です。
どうせやるなら、とめげずに何度かトライすることで、きちんとアクションまで実行できるようになります。最初の一歩さえ踏み出してしまえば、あとはなんとかなるものですよ。
同じように家事に悩んでいる方にとって、少しでも家事を楽しんで取り組んでいけるきっかけになれば幸いです。