【ゴールはどこ?】大変な子育て、落ち着くのはいつ?

子育て

子どもが生まれてから、

「最初のうちは大変だけど頑張って!」

といろいろな人から声をかけられませんでしたか?

「”最初”ってほんのわずかな期間のことかと思ってたけど、いつまで大変なんだろう・・?」とふと思うことがあります。

”大変”の定義は人それぞれですが、「目安がないと頑張れない」と思うくらい辛くなる時が私にはあります。

一般的にいつ頃落ち着くと言われているのか、一緒に知っていきましょう。

 

1.いつまでが子育てなのか

”子育て”って、一体どこまで子どもを育てることを言うのでしょう。

特に、”子育ては何歳から何歳まで”と決まっていることはありません。

ですので、「子育てが終わった」と思うのは人それぞれです。

早くから自立させようと、子どもの学校のことなどにも全く口を出さないようなやり方もありますから、いつまでも子ども扱いせず、”一人の人”という視点で見てあげることも大切なのでしょう。

 

2.大変なのはいつまで?

”大変”と言っても、赤ちゃんの頃と思春期の頃とではそれぞれ違う意味の大変さがあり、比較はできませんよね。

区切りの良い成長段階ごとに、どんなことが大変なのか詳しく見ていきましょう。

 

◎乳児期まで

”子育てで一番大変な時期”と思う人が多いでしょう。

第一子だと特に、右も左も分からず泣き止まないだけで不安で、どこか痛いのかな、何がいやなのかなと悩みますよね。

少し風邪を引いたり怪我をしただけでも心配なものです。

 

親がいないと何もできませんし、命をかけて守らなければと、とにかく必死な時期でしょう。

中々体を休めることも出来ませんし、疲労や負担が大きいということも、大変に感じてしまう点です。

 

◎幼児期まで

2歳頃の”イヤイヤ期”を乗り越え、幼稚園に入れる3,4歳頃が、一旦「落ち着いたな」と思える人が多いのではないでしょうか。

ひたすら毎日一緒に過ごしてきた3,4年があっという間に思えてしまうくらい、家に子どもがいないのが寂しくなってしまいそうですね。

しかし、幼稚園や保育園に通い始めると、流行りの風邪をもらいやすく、看病に追われてしまいます。

お弁当が必要となると、朝早くからお弁当作りをして、子どもの支度をさせて、バタバタの毎日に朝から疲れてしまいますね。

また、この頃になると周りのお友達との差が目に付くようになり、

「うちの子は遅れているのではないか」「あの子は出来ているのにうちの子は出来ていない」と考えすぎてしまうこともあります。

「卒園したら小学校で勉強するようになるのか・・」と考えると、随分遠くへ行ってしまうような気持ちになりますね。

 

◎小学校卒業まで

小学校は、保育園や幼稚園の時よりも事細かに子どもの様子を伝えてくれるわけではありません。

家では宿題をやったか気にかけたり、友達と上手くやれているかなど、心配になるでしょう。

まだまだ家庭でのしつけが重要になります。

しかし、小学校に6年間通ったとなると見違えるほど大きくなり、大人に近づいた気がします。

私服で通っていたのが、中学校は制服になりますし、ここで親の手を離れていくイメージが強いです。

 

◎中学校卒業まで

義務教育が終わるタイミングです。

思春期を迎えることもあり、親離れする子どもが一番多い時期ではないでしょうか。

非行に走ったりすることのないよう、程よい距離感を取りながらも親としての役割を果たす必要がありそうです。

 

◎高校卒業まで

子どもに何かあったら親に連絡が行くのは高校生までですね。

高校を卒業すると、就職をする子がいたり、進路が幅広く分かれます。

その道を自分で選択し、巣立っていくような感覚になるでしょう。

大学生になると独り立ちする子も多いですから、ここで子育てがひと段落つくように思えそうですね。

 

◎20歳まで

成人という大きな節目であり、様々なことが自己責任になります。

「ここまで育て上げた・・!」と思えるような、親にとって特別なタイミングですよね。

それでも、まだ大学在学中であれば、「学生のうちはしっかり面倒見なければ」と感じる人も多いようですよ。

 

◎大学卒業まで

晴れて社会人になるタイミングです。

ここまでくると「今まで大変だったなあ」と過去を振り返ったりするでしょうね。

大変な時期を終えたと言ってもいいでしょう。

 

・間違ってはいけないこと

今回は”子育てはいつまでが大変なのか”についてお話しましたが、決して”子育ての終わり”を決めつけたわけではありません。

私は、子育てには終わりはないと思っています。

なんだかんだ言って、子どもはいつまで経っても子どもです。

頼られたら助けてあげたいし、守ってあげたいものですよね。

大変ではあるけれども、生まれてきてくれた我が子をいつまでも大切に、そしてあたたかく見守ってあげてください。

子どもはその親の眼差し、親の背中を見て育っていきます。

大変だったり、辛かったり、涙が出てしまうような状況でも、生まれた時のことや小さな頃からの成長を思い返すと、頑張ろう!と思えるはずですよ。

 

3.まとめ

大変だと思う時期や、どこまでを大変と思うかはあなた次第です。

大変な時期を過ごしている時でも、きっと日々の中に幸せを感じられます。

子育てを経て自分自身も成長することができたり、子どもから学ぶこともたくさんあるので、そのひとつひとつを大切にしていってくださいね。

 

 

 

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