【場面別でスッキリ理解】言うことを聞かない子どもへの対処法

子育て

子育てをしている中で、子どもが言うことを聞かなくて困っている、というお母さんはとても多いでしょう。

何を言っても聞いてくれなかったり、ジタバタと反抗したり・・

そんな悩みを抱えるお母さんたちへ!

具体的な場面を挙げて、こんな時どうする? という対象法を幼少期に絞ってまとめていきます。

 

1.子どもが言うことを聞かない時ってどんな時?

・おもちゃを友達に貸そうとしない

友達と仲良く遊んでいると思いきや、ふと目を離すとおもちゃの取り合いをしていたり、友達のおもちゃを奪って返そうとしないこと、ありますよね。

なんでそんなことするの!と思いますが、本人はそのおもちゃが魅力的で、遊びたくて奪ったのでしょう。

いくら説得しても中々手放さないのは当たり前のことであり、苦労することのひとつです。

 

・嫌いな食べ物を残したがる

子どもは苦味を感じやすいため、野菜などを嫌がる子は多くいます。

特に、ピーマンやグリンピースは、苦いだけでなく見た目が緑色だという共通点もあります。

それにより、単純に緑色の食べ物はいや!! と拒否するような子どももいるでしょう。

「ちゃんと食べなさい!」と言ったって、素直に食べてくれることなんてないですよね。

 

・あれ買ってこれ買ってと駄々をこねる

お店でこれをやられてしまうと参ってしまいますよね・・

そういう場所で駄々をこねれば最後には買ってもらえると思ってやっているのかなと、計算されているかのようにも思ってしまいます。

叱るにしても放置するにしても周りの目が気になってしまうし、思うように子どもを説得できなくて困る場面ですね。

 

2.言うことを聞かない子どもにやってはいけないこと

・否定的な言葉を使う

「そんなことをするのは悪い子よ」

そんな子に育てた覚えはない」

「なんでできないの?」と、

子ども自身を否定するようなことを言ってはいけません。

それを言われた子どもは、お母さんに否定された、自分はダメな子なんだ、と考えが否定的になってしまいます。

また、「できないんだったらもう○○やってあげない、○○しちゃダメ」というように何かを条件にすることもいけません。

その条件は、子どもが言うことを聞かないことに対して関係のないことです。

 

お母さんがそう言うなら仕方ないからやるしかない・・と子どもに思わせてしまっては、○○ができなくなっては困るからやるようになってしまいます。

子どもが何かに取り組むのであれば、自主的に行動するのが最も望ましいことですよね。

 

・呆れて放置する

放置された子どもは、「お母さんが行ってしまう」と焦った気持ちで行動することになります。

すると、その行動をする場面がくる度に、「あの時お母さんが行っちゃったから今度はちゃんとやらないと」と怯えてやるようになってしまいます。

時には距離を置くことが必要になることもありますが、あからさまに放置してしまうと、”見捨てられた”という強いインパクトが残ってしまうのでよくないでしょう。

 

3.効果的な対処法

◎プラスな言葉をかけて自分から動けるように促す

子どもは褒められることが大好きです。

お母さんに褒められるためならどんなことでも頑張る!という子どもがほとんどでしょう。

例えば、嫌いな食べ物を食べて欲しい時、

「これはとっても体にいいんだよ」

「これを食べれば大きくなれるよ」

といった言葉をかけることは多いですよね。

しかし、子どもは”体にいい”や”大きくなる” と言われてもピンときませんし、そんなことを言われたって食べようとは思わないのです。

そこで、「これをパクッと食べているかっこいい○○くんを見たいなあ」と言ってみてください。

すぐには食べないでしょうけど、え?かっこいいの?と少し反応するはずです。

また、お母さんがその食べ物になり切って、「ボクを食べて欲しいな〜」「残されたら悲しいな〜」などと話しかけるのもいいですね。

絵本を使ってその食べ物を意識させるのも効果的です。

また、時には嘘をつくことも必要です。

 

先ほど例として挙げた、おもちゃを買ってほしくて言うことを聞かない場面だとすると・・

そんなにたくさんおもちゃを買う余裕はない、同じような物を持っている、すぐ飽きてしまいそう・・などの理由で買うのを拒否することが多いと思います。

できれば買わずに上手く通り過ぎたいけれども、もっと安い他のおもちゃで納得してもらう、というのが一番無難ですよね。

そこで私なら、「もっと新しくてかっこいいおもちゃがもうすぐ完成するってこの前テレビで見たよ! せっかくならまだ誰も持ってないおもちゃにしようよ!」と声をかけてみます。

それは本当の話ではないですが、新しい特別感のあるおもちゃを買ってあげることを提案すれば、興味を持つはずです。

もしその後何か新しいおもちゃが発売されたら、お誕生日、クリスマスなどの行事に合わせて買ってあげることで、それは嘘ではなくなります。

しかし、どうしてもそのおもちゃじゃなきゃやだ!となってしまったら、「おじいちゃんおばあちゃんに頼んでみよう!」と逃げるのが一番簡単かもしれませんね。

 

2つの場面を想定してお話しましたが、他の場面でも使えるような言葉をご紹介します。

「もしこれができたらお母さんびっくりしちゃうなあ、かっこいいなあ」と、子どもが喜んで行動できるような言葉をかけてあげてください。

”仕方なく”や”お母さんに嫌われたくないから”などという理由で行動しても、子どものためにはなりません。

大好きなお母さんが見てくれている、期待してくれている、とプラスな気持ちで行動すると、必ず子どものためになります。

 

4.まとめ

子どもはだんだんずる賢くなってくると思いますが、根はとっても素直で可愛いものですよね。

言うことを聞かない子どもに対して向き合うのは大変ですし、時間がかかることです。

子どもの気持ちを大切にしながら、これからも関わってあげてください。

 

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