【2歳児の子育て最大の悩み】子どものイヤイヤ期を乗り切る方法

子育て

「あれもイヤ!」「これもイヤ!」
何をしてもイヤがるイヤイヤ期!
2歳前後にやってくる、ママにとっても子どもにとっても辛い時期。
成長の過程とはわかっていても、イヤイヤする横でイライラするママも多いの
ではないでしょうか?

そんなつらい時期を乗り切るためにはどうすればいいのか紹介したいと思います。

 

1.そもそもイヤイヤ期って何?
イヤイヤ期は一般的に2歳ごろに訪れるといわれています。
ところで、イヤイヤ期とは何でしょう?
例えば、こんなやり取りがあったとします。

子ども:「お外に遊びに行きたいな」そんな思いで玄関に行く。
ママ:家事が終わっていないので、「お家の中で遊ぼうね」とたしなめる。
子ども:「イヤー!!!」 *1回目のイヤイヤ

靴を手に泣きながら叫ぶ子ども。困り果てるママ。
もう家事は後回しにして、お外に行くことにしたママですが・・・。

子ども:「イヤー!!!」 *2回目のイヤイヤ

ママ:「ん?どうして?外に行きたいんじゃないの?」
子ども:頭の中で、「履きたいのは靴ではなくて、長靴なのー!」

なんとかAくんの頭の中を読み取り、長靴を履かせたママ。
って、晴れてますけどー!?
Aくんの頭の中では、天気なんてどうでもいいのでしょう。
したいことをしたいし、履きたいものを履きたい!

こんな風になにかにつけて自分の意にそぐわないとイヤー!
となってしまうのがイヤイヤ期です。

 

2.なぜ?イヤイヤ期の理由とママの悩み
2歳頃といえば、自我が芽生えてくる時期。
自分の思いは強くなっているのに、言葉や表現力が追い付いていなくて、上手く伝えることができない。分かってもらえないからイヤーと感情を爆発させてしまう訳です。

そして、これが1日中続くとなると、本当にママは大変。
イヤイヤするたびに、どうしてほしいのか、何が間違っているのか探る必要があります。もちろん毎回正解がわかるわけでもなく、なんでイヤイヤしているのか、本人すらわかっていないのでは?と思うこともしばしば・・・。

自分のしたいようにできない、やってもらえないことがもどかしくて感情を爆発させる2歳児。そして、何が不満なのかわからなく、一日に何度も繰り返しているとだんだんと苛立ちを感じてしまうママ。本当に負の連鎖です。

 

3.どうすればいいの?イヤイヤ期の対処法
結論から言うと、楽しんでしまうことです。
ある日のやり取りを紹介しますね。

我が子は外で遊ぶのが大好き。
特に虫や生き物が好きで、1度外に出ると中々家には入ってくれませんでした。
困ったのはゴミ出しの日!
ゴミを出しに行く時は2人で行くのが日課でした。
ということは・・・そうです、外に出ます。
外に出る時はお利口で、素直に靴を履きついてきます。
ところが、ゴミ置き場の横はちょっとした雑木林。
虫の宝庫です。
ゴミを出して帰ろうとすると
「イヤー!!!」
ですよね・・・。
冷静になればわかるのですが、当時の私にはこれが苦痛でたまりませんでした。
「朝ご飯食べてないから1度食べに帰ろう!」
「まだ朝早いから、もう少し後で遊びに来よう!」
「お家でブロックで遊ぼうか?」
などなど、色々言って反応を見るのですが、
帰ってくる言葉は「イヤ!」のみ。
本当にどうしたらいいかわかりませんでした。
もう諦めて、納得するまで外にいることがほとんどだったのですが、それはそれで大変で・・・。

その日その日で、取りたい虫が違うらしく、いつもは満足するまで横で見ているんですが、用事がたくさんあって早く帰りたい私は、今日はどの虫を探しているのか、といろんな虫を捕まえて子どもにこれかな?これかな?とたずねながら、一緒に虫探しに夢中になりました。

ようやくお目当ての虫を見つけてあげた時の子どもの満面の笑顔を見たとき、なんだかすごく幸せな気分になりました。
後から気づいたんですが、1時間近く虫探ししていたようです。あっという間でした。

こんな経験から、私が実践していったおススメの方法、心構えをまとめると以下のようになります。

(1)子どもと一緒になって楽しむ
子どもと一緒に宝探し感覚で虫を探して、見つけたい虫がいたら、一緒になって喜ぶ。
こんな風に、一緒に夢中になって楽しんでしまえば、意外と早く時間が過ぎるし、子どもが喜んでいる姿を見るのはやっぱり何よりも幸せです。

 

(2)ゲーム感覚で取り組む
虫さがしにかかわらず、イヤイヤが始まったら、さてさて、今日の正解はなんだろうな?と推理ゲーム感覚で楽しんだり、正解を最短で当ててみることを目標にしたり、パパが一緒にいるときはどっちが先に正解できるか競ってみたり。

また、こんな感じでやっていると、だんだん観察力、洞察力、推理力があがってきますし、子どもの心の中が読めるようになってきて、一発でスパッと対処できることもあります。わたし、すごくない??と自画自賛したりすることも(笑)。冗談はさておき、子どもの気持ちに対する自分の理解力があがっているということに、本当に自分の成長を感じられます。

もちろん、忙しい日だったりするとイライラが勝ってしまうこともありますが、できていた日は自分の心も安定するし1日が過ぎるのが本当に早かったです。

 

(3)泣き叫んでいる我が子の写真や動画を撮ってみる
これ、やってみると意外と楽しめます。
ここまでひどい泣き顔なかなかない、面白い!
と思ったり、こんなに、暴れられるってすごい!体もちゃんと成長してるんだな~!
と感心してみたり、あとで見返してみると新たな発見があります。

 

(4)どうしてもイライラが止まらない時は・・
そんな時は、少し休んでみましょう。
お子さんが危なくないことを確認した上でしばらく一人で遊ばせて、隣の部屋で深呼吸。もし、預け先があるのなら、少し預かってもらう、パパがお休みの日には面倒をみててもらうのもいいですね。

少しでも1人の時間が持てることで、リフレッシュすることができ、新たな気持ちで我が子と向き合うことができますよ。

 

4.まとめ
ママも1人の人間です。
できないことはできないし、感情のコントロールも難しい。
でも、「イヤイヤ期」はいつか必ず終わります。
その日が来るまで、楽しみながらゆるーく頑張りましょう!

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