【怒るとの違い分かりますか?】場面別 正しい子どもの叱り方

子育て

子育てをしていく中で、子どもが大きくなっていくにつれて悩むのが”子どもの叱り方”。

「さっきの行動は叱った方が良かったのだろうか」

「今の叱り方は間違っていたかもしれない」

など、叱る場面というのは毎日何回もあり、その度に悩みますよね。

叱り方って一体どうしたらいいんでしょう。

 

1.”叱る”と”怒る”の違い

同じような意味ではないかと思われがちな2つの言葉。

”怒る”とは、腹が立つ、不満が爆発するなど、自分の感情を抑えられず表に出すこと。

”叱る”とは、教育的な指導を表します。

そのため、子どものためには”叱る”のが正しく、子どものことを思い指導するという意味になります。

今すぐ出かけるのに支度が遅い、食べ物をふざけて散らかして周りがぐちゃぐちゃ・・

など、つい”怒って”しまうことありますよね。

そこで、子どもをしっかり”指導する”という気持ちを持つことが大切です!

 

2.どんな時にどのように叱る?叱り方の工夫とは

実際子どもを叱る時といえば、以下のような場面が考えられます。

◎悪さをした時

◎言うことを聞かない時

◎人に危害を加えた時

◎危ない行為をした時

保育士さんからのアドバイスなどを元にした実際の経験を踏まえて

それぞれの場面に合わせた叱り方のポイントを紹介します!

 

◎悪さをした時

悪いとわかっていてわざとやる。

1, 2歳を越えるととこんなことばかりですよね。

可愛いから、まだ子どもだから、といってちょっとしたイタズラなどを大目に見ていませんか?

そうすると、やって良いことと悪いことの区別がつかなくなります。

悪いことをした時には、なぜそれがいけないことなのか、それをするとどうなるのかをきちんと説明してあげましょう!

 

◎言うことを聞かない時

今から出かけるのに、服も着ない、靴も履かない!

「○○しなさい!」と言っているのに全く聞こうとしない・・

そんな時、思わずマイナスな言葉をかけてしまうと逆効果。

「じゃあ置いていくよ。」

「あのおもちゃ捨てちゃうからね。」

「お友達はみんな自分でできるのに。」

など、見放すような言葉や周りと比べるような言葉をかけてはいけません

それを聞いた子どもは、仕方なくという気持ちでやったり、焦ってやるようになってしまいます。

また、お母さんが怖いからと、怯えるように何かをするようになってしまうのはよくありません。

「○○ちゃんが自分で上手に服を着るところ見たかったのになあ」

「これができたらご褒美シールを貼ろうよ!」

と、子どもが思わず自分からやりたくなるような言葉をかけてあげましょう。

きっと喜んで行動するようになりますよ♪

 

◎人に危害を加えた時

これはしっかり叱らなければなりませんね。

誰かに手をあげる、怪我をさせると言うことはあってはならないことです。

しかし、頭ごなしに叱るのではなく、事情を聞いてあげましょう。

もしかすると、よほどの理由があっての行動だったのかもしれません。

子ども同士では中々気持ちを言葉で伝えるのが難しいので、手が出やすくなります。

自分の子どもと相手も交えて話をして、謝るということや、危害を加えることがどれほど危ないことなのかを説明してあげましょう。

 

◎危ない行為をした時

これは、子ども自身が一歩間違えばとんでもない大惨事になるところだったというような行為のことです。

例えば、ボールを追いかけて道路を渡ろうとして車に轢かれる寸前だった、高い遊具に登っている時にふざけて手を離して落ちそうになった、など。

何かあってからでは遅いので、どれだけ危ないことだったかを真剣に伝えましょう。

しかし、そうならないためにも、事前に道路での注意や遊具の遊び方を教えるなど、親ができることは全てしてあげましょうね。

 

◎アフターフォロー 叱った後も大切

叱った後、叱りっぱなし担っていませんか?

子どものためにも、しっかりとフォローをしてあげましょう。

それはお母さん自身でなくお父さんでもOKです。

「さっきお母さんが叱っていたのは、○○ちゃんのことが嫌いだからじゃなくて、

大好きだからなんだよ。とっても心配しているんだよ。」

など、叱り役のことをそうでない方がフォローする、というのを決めておくのも良いですね。

また、叱りすぎてしまったと感じた時には、素直に叱りすぎてしまったことを伝えて謝りましょう。

そのままにしてしまうと、叱られた子どもは必要以上に傷ついたままになっている可能性もあります。

大好きなお母さんに叱られた・・という印象だけが残らないよう、叱られた側の子どもの気持ちを汲み取ってあげましょう。

 

3.まとめ

子どもを叱るって大変なことですね。

立派な、素敵な大人になれるように、親がしてあげられることはしてあげたいものです。

叱るだけでなく、愛情もいっぱい伝えてあげましょうね!

 

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